2017/03/15
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯診療に近道は、多分ないです。いろいろな症例をたくさん見て、考えながら適切なものを提供していくことが必要です。他の歯科診療全てに言えることだとは、思いますが。。。
同じ症例というのは、絶対にないです。各個人違いますから。欠損様式も違えば、粘膜、残存歯の向き、残存歯の動揺度、歯周病の状態、舌の動き、咬合の位置、顎関節の状態、口の周りの筋組織等。いろいろあります。その状態を診査するためにも当院では、研究用模型を必ず製作しています。
これは、その後の精密な型取りのための、個人トレーというものを製作するのにも使いますが、主に欠損様式や残存歯の咬合状態を見て人工歯の排列位置を確認したり、床と言われるものがどこまで伸ばせられるかを確認したりしますよ。だから、この模型製作のための一回目の型取りにも一生懸命に取り組んでいます。これがしっかりしていないと、その後の処置にも影響しますからね。
(写真は研究用模型です。これを見て、おおよその人工歯の排列位置や歯茎の状態を検討しています。)
※本日、3月15日(水)の診療は午前の部のみとなります。午後は院内の改装準備のため休診となります。