2017/05/14
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
総入れ歯は簡単に作ることはできません。たまに型を取れば次にはできてくると思われる人がいますので口を酸っぱくして言うようにしています(即時入れ歯を作る場合は、別ですが。。。)当院では段階を踏んでステップごとに進めていきます。これは保険診療でも、自由診療でも同じなのですね。保険診療と自由診療の違いは、主に使用する材料に違いがあるわけです。
総入れ歯の場合は、自由診療で上顎の口蓋面や下顎の舌側面に使用するものを金属とし、熱伝導性や舌感を良くすることができます。食材のおいしさは熱にも深いかかわりがありますよね。また、発音とかを考慮すると金属を使用した方が薄くできますし、違和感は絶対少ないですね。壊れにくさなども考えると金属床の義歯の方がお勧めだと思います。
歯茎が痩せていて適さないと思われる方でも、使用する金属をチタンにすることにより、入れ歯の軽量化を図れますし、良いものができると思います。保険の入れ歯を何度も作り替えをするよりも、金属床の良い入れ歯を作った方が長持ちして返って経済的であったりするのではないかという気もします。
入れ歯は毎日使うものですからね。消耗するのは致し方ないですが、それを長持ちさせる方が大切なのではないかと僕は思います。壊れにくいというのは大切なポイントだと思いますよ。気になる方は、ご相談ください。