2017/05/19
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
一つの入れ歯を製作する上で、それに対する労力はかなりかかります。チェアサイドで行う処置よりも、技工サイドで行う事の方が時間的にはかかると思います。入れ歯の製作過程の中でチェアサイドで行う処置というのは、この技工操作をやりやすくするための基準作りなのですね。ですから、チェアサイドで行う型取りは解剖学的な基準を必ず網羅していなければならないし、咬み合わせ取りも生解剖理学的な基準から提示しなければなりません。。。
かなり難しい事ですし、審美的な要素も複雑に絡むので大変ではあります。それでも、歯科技工士さんが人工歯の排列や歯肉形成などをやりやすいように配慮して、技工士さんからも信頼を得られるようにしなければならないと常々思っています。