2017/05/21
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯ぎしりや喰いしばりで悩むケースが最近、多くあります。被せ物や詰め物の脱落は、二次的な虫歯によって起きることももちろんありますが、それよりも過剰な咬合力による影響が多分にあると僕は思っています。この喰いしばりや歯ぎしりは夜間、就寝時に起きていることが多いのですが、寝ている時なので本人の自覚がないのが問題です。。。従って、歯の摩耗度等を見てその旨を話しますが、なかなか理解してもらえません。
でも、しょっちゅう詰め物や被せ物が外れてくる方や、前歯・奥歯のすり減りが大きい人は一度、就寝時用のマウスピース(ナイトガード)を装着してみませんか?当院の患者さんでも、毎月のように被せ物が外れてくる人がいましたが、ナイトガードを装着して寝ていただくことにより、そのような被せ物の脱落が無くなりました。その方は3カ月に一回のメンテナンス時にマウスピースを調整させていただいていますが、そのマウスピースには、歯ぎしりでこすられた跡がくっきりと見られます。そこで初めて、その患者さんは「自分は歯ぎしりしていたんだ。。。」と気づかれています。是非、そのような方は考えてみていただけたらと思います。
当院で作るナイトガードは、スポーツ用のマウスピース(マウスガード)や顎関節症用のマウスピースとは違い、ある程度薄くできますので違和感はそれほどありませんよ。