2017/06/08
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯が歯茎に強く当たって痛いのに、我慢して使っている方をたまに見ることがあります。でも、いよいよ痛みに耐えられなくなると、市販の入れ歯安定剤を使って何とか対応することが多いようですが、自己判断による入れ歯の安定剤の使用は注意が必要です。中には何層も安定剤を上塗りしていて、その安定剤が劣化して唾液や細菌を吸い込んでしまい、バイ菌の温床のようなものになっているようなこともあるのですね。それが粘膜に乗っかていると、義歯性口内炎というようなものを起こすことがあります。粘膜が赤く腫れあがり、違和感や痛みが出てきます。その場合、清潔にすることが第一ですが、ばい菌の温床になっている古い安定剤が原因の事が多いです。是非、入れ歯安定剤をやる前に歯科医院で調整をしていただくことをお勧めいたします。
(写真は合わない入れ歯に、何層も安定剤を盛って使用していたようです。このような状態で使用するのは絶対にやめましょうね。)