2017/07/04
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯診療で一番大切なことは、3ヵ月に1回は定期健診にかかり粘膜面と咬み合わせを診てもらい調整をしていただくことが重要と考えます。これは総入れ歯の方でも言えることです。歯を失うと、歯茎は時間の経過とともに痩せてきます。そうなると、粘膜と入れ歯の間に隙間ができやすいです。粘膜と入れ歯は接着剤でくっ付いているわけではありませんし、最近が入るスペースは容易にあります。また、食渣も入りやすく、そのまま噛んでいると痛いですし、粘膜に炎症を起こしたりすることもありますよ。また、咬み合わせが下がってしまったりズレが出てくることもあります。
かなり時間が経って、どうにもならなくなってから来られても、入れ歯を良い状態にすることはかなり難しく、結局、作り替えというようなことになりかねません。是非、残存歯を守るためのみならず、入れ歯のためにも定期健診を受けられることをお薦めいたします。
(写真は調整時にPIPというクリームを使い、入れ歯の粘膜面の適合を診るところのものです。)