2017/11/27
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
新しい部分入れ歯を装着して、次回の調整時に痛くて使えなかったという患者さんがいました。
大変申し訳なく思いますが、どのあたりが痛いですかと聞くと入れ歯のバネがかかっている歯が急性の歯周炎を起こしていて、そのために痛くて入れていられないというケースがあります。
患者さんとしては入れ歯が歯肉に当たって痛いと思うようですが、それは違っていて、歯肉が歯周病で腫れたことにより入れ歯が当たるのですね。。。
もちろんその際には、入れ歯の使用を控えていただいて消炎処置を施し、お薬を服用していただきます。
また、できるだけ再発しないようにブラッシングには注意していただく旨を説明しています。
特に入れ歯のバネがかかる歯は、汚れが着きやすく磨きにくい事が多いです。
何度も急性化するようならば、抜歯も検討しなければならなくなります。
日常の歯磨きから、十分ケアしていただきたく思います。
このご時世では、歯周病だからと言っても軽度であれば抜歯しないことが多いような気がいたします。
でも、それを重篤化させないためには日常のケアと歯科医院で行うプロフェッショナルケアが最重要とされています。
特に過去に歯周病のために抜歯して入れ歯になっている方は、重篤化するリスクが高いと言えます。
十分注意していきましょうね。