2018/04/21
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯は正直煩わしいものではあります。
歯があったときや、ブリッジと比較したらどうしてもそれに同等のレベルで咬めることはないです。
どんなに良い入れ歯と思われるものでも、自分の健康な歯には勝てないのです(歯周病でプラプラになっている歯には勝てると思いますが。。。)。
僕は、入れ歯の勉強をしてすでに25年経っていますが、そんな入れ歯は見たことがないですね。
でも、なくなった歯を生やすことはできないし、それに変わるものも大幅な欠損の場合、無理がありますね。
ここで、言いたいのは歯がしっかりある人は予防にしっかり励むべきですよね。
入れ歯に期待するのは、やめた方が絶対良いです。
若い人で、多少の虫歯や歯周病があるのを知っていながら、悔い改めることもなく、治療に罹らなくなったりする人は多いですから。
後で後悔してきた人を、どのくらい多く見てきたことか。。。
ある調査で高齢者を対象に、若いうちにしっかりやっておけば良かったな~と感じられることは何ですか?という質問に対し「歯の治療や歯の手入れ」が一番多かったとのことです。
この調査からも、歯を甘く見すぎてしまった結果、そうなったのでしょうね。。。
そしてこの調査からも入れ歯では本当の意味で、満足はいっていないと言うことに繋がりますね。
もし、入れ歯で代用できたらそのような回答は得られなかったはずですものね。
もし、虫歯ができてしまっているのなら、しっかり治療をして行きましょう。
もし、歯周病で歯茎が痛いなら、歯科医院で歯茎の治療をしてもらいましょう。
そして日常のブラッシングを第一に考えていただき、定期健診にはしっかり通いましょうね。
これを、継続していけば人生の後半になって、同じ質問を受けたときに「若いときに歯の手入れをしておけば良かったな~。」と後悔することはないでしょうからね。。。
また、もし数本の歯がなくなってしまい、部分入れ歯になっている人は、これ以上大きな入れ歯にならないためにも、残存歯の手入れは大事なことです。
歯を数本失っている方は、歯がすべてある人よりももっと虫歯や歯周病になってしまうリスクは高いでしょうからね。
僕としては、入れ歯治療は自分の中で大好きで得意としているところではありますが、これからはその部分入れ歯になった人たちに、極力歯を抜かずに守れるようなことを患者さんと協力していけるような診療体制を確立していき、この考えをわかってもらえるように、情報発信していきたいと思います。