2018/07/10
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯の適合を確認するのにフィットチェッカー、P.I.Pというクリーム状の物があります。
これは主に入れ歯の内面を診査する物です。
入れ歯の内面は、入れ歯の咬合面から押してみて痛みを感じるようであれば、その辺りの強い部分を削除調整します。
入れ歯を押しても痛くはないんだけど、咬ませると痛いという場合は、恐らく咬合面に問題があります。
左右均等に当たっておらず、奥歯で咬んだときに、どちらかが先に当たっていたりすると多少なりとも干渉するのですね。
このようなところを早期接触と言います。
咬合調整をして、均等に当たるようにしてあげると、そのようなことはなくなります。
もし咬合だけに問題があるのならば、これだけで粘膜に伝わる痛みもなくなりますね。
そうは言っても、少なからず不安はありますので、当院ではしっかりその後の粘膜面を検査しますが。。。
入れ歯の調整で大切なのはここですね。。。
入れ歯を噛み合わせの面から垂直方向に押していたいのか、咬んで痛いのかで直すポイントが違ってきますね。
この辺りがしっかり見れるかどうかで、入れ歯の調整の善し悪しが決まってくるような気がいたします。
入れ歯の調整で患者さんの方では、ただ痛いところを削っているのだと思われがちですが、いろいろなところを見て調整しているのを知ってほしいです。