2018/08/01
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
部分入れ歯は、欠損様式や歯周病の程度、審美的な問題、発音的な問題等によっても設計は変わってきます。
だから同じ欠損状況でも、部分入れ歯のバネの位置や床と呼ばれるピンク色の部分の面積が人によって違いますね。
場合によっては人工歯の数をわざと減らして、製作することもあります(例えば4歯欠損なのに3歯しか並べなかったりすることですね。)。
部分入れ歯は一般的に、残存歯の数が少なければ少ないほど、大きいものになります。
歯牙のみで負担するのが難しければ、ピンク色の床部分で維持を図るのが良いですからね。
でも、この部分入れ歯が大きいものになればなるほど、装着する患者さんの違和感はかなり出てきます。
なんせ上顎であれば口蓋を大きく覆うことになるでしょうし、下顎であれば欠損部分の頬舌側に床を伸ばすことになるため、話しにくいや食べにくい等の違和感が出てくるのですね。。。
ここで伝えたいのは、今、特に問題なく部分入れ歯を使えているのならば、それ以上大きな入れ歯にしないための努力が必要だと思います。
それは、日常のホームケアもそうですが、定期健診に通っていただき入れ歯の調整と残存歯のクリーニングをお薦めしたいです。
入れ歯が大きくなってしまったりする原因や、作り替えの原因となるのは天然歯を抜いてしまうことです。
この天然歯を抜いてしまうと、どうしても上記のことをしなければ対応できませんからね。。。
今ある、自分の歯は本当に大切なものです。
また、最初から入れ歯を作って、それに慣れるまでの時間は相当なものがあります。
後から悔やんでも、それはどうしようもないですからね。
僕が思うに、部分入れ歯の人こそ、もっと力を込めて予防に励んでほしいと願っています。
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