2019/04/11
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
細菌の作るバイオフィルムは今まで洗口液では破壊することはできないため、歯ブラシによる器械的なプラークの除去が必要と言われてます。
確かに、歯ブラシによる歯磨きは必要で、器械的に細菌が作るバイオフィルムを破壊することが一番大切なホームケアであることに変わりはありません。
でも、中等度以上の歯周病で歯周ポケットが6㎜以上ある人達の歯周ポケット内の洗浄はどうしたら良いのでしょうか?
歯ブラシの毛先は、深い歯周ポケット内の底部には届きません。
だからと言って、毎日、歯科医院に行って専用の器具でお掃除することは、ちょっと考えられませんしね。。。
どうしてもブラシが届かない部位や入りにくい部位というのは個人や部位によっても存在するのです。。。
歯周病や虫歯は細菌による感染症であることに、疑いの余地はありません。
では、その細菌が多くいる場所に直接作用できる何かを使用しない限りは、歯周病を改善することはできないと思うのです。。。
歯ブラシや歯間ブラシが有効なのは、もちろんですが、それだけではホームケアとしては不十分と僕は考えます。
実際、一生懸命に歯磨きに励んでもらっても、コントロールできずに、虫歯がまたできてしまったり、歯周病が全く治っていかない人が存在します。
通常で考えるならば、深い歯周ポケット内や、歯間部分の汚れに作用するには、液体成分であることが必要ですよね。
でないと、物理的に無理だと思うのです。
そのため、僕は洗口液で何とかそのバイオフィルムを壊せないかと探していたところ、それがありました。
それが、POIC(ポイック)ウオーター【POIC研究会発行】なのですね。
これは高純度の塩と精製水で電気分解されたものでpHがアルカリ性の次亜塩素酸イオン水で、口腔内に15秒ほどで、酸性に傾くため中性化し次亜塩素酸水に変化します。
除菌力は凄く、口の中の細菌を叩き、素早く消毒してくれます。
これだけでは、完全に破壊することは無理ですが、使用方法を順守していただき、歯ブラシと併用すればかなりの高率でバイオフィルムを破壊することができます。
薬品は一切、使用していないのでアレルギーの心配は無いですし、そのタンパク分解度は凄く、除菌水としては最適だと思っています。
僕を含め、当院のスタッフも毎日のホームケアとして使用していますが、その効果は素晴らしいと言っています。
最初は、味が悪くて患者さんがやってくれるかという不安もありましたが、導入して1年以上経ちますが、今では多くの患者さんがリピーターとして、これを買い求めに来てくれます。
僕は、この除菌力に魅せられて、POIC研究会のホームケアアドバイザーの試験を受けて無事に合格いたしました。
これからも、歯の健康を守るために、この凄い効力を持ったPOICウオーターを患者さんにも知っていただけたらと思います。
ご興味のある方は、ご相談下さい。
※当院では、このPOICウオーターを有料となりますが使用に関する注意点を聞いていただき、同意を得られればお渡しすることができます。)
(写真はエピオス社のPOICウオーター生成器です。かなり高額でしたが、当院で一昨年前に購入したものです。)