2019/10/12
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯を抜かなければならないほど、虫歯や歯周病がひどくなり、歯科医院で抜歯をされたことがある人は多いと思います。
そこまで悪くしてしまったという意識はある意味、多くの患者さんはお持ちのケースが多いです。
患者さん自身でも、恐らくこれは抜かなければならないのだろうなという意識はあるのだけれども、その後、歯がないままでは仕事や生活に支障が出るのが怖くて、歯科医院に行けないという人を過去にもたくさん見てきましたよ。
確かに通常は、悪い歯を抜いて、その傷が治ってから新しい入れ歯を作るのがセオリーです。
しかしながら、歯を失ったままでは仕事や生活に支障があるのは困りますよね。。。
そのような方には、即時入れ歯というものをを製作することがあります。
これは、歯を抜く前に型と咬み合わせを取らせていただき、あらかじめ抜く予定のところに入るように入れ歯を先に作ってしまいます。
そして、次回入れ歯ができた状態で、抜くべき歯を抜いてセットするという手法です。
これであれば、歯がなくなったことを他人に知られることはないですね。
しかしながら、あくまで即席で作るものなのでそれほど良いものではないですし、歯茎は抜歯をすることによって変化・吸収してきます。
そうなると、入れ歯の適合そのものが合わなくなるため、傷が治ったらしっかりとした入れ歯を作ることをお勧めいたします。
当院では、この即時入れ歯は仮り入れ歯としてとらえています。
保険の入れ歯であれば、保険のルールにより半年経たないと作れません。
ここにも多少問題があって、歯を抜いてから歯茎が落ち着くのは、長くても2月ほどだと思うので、もし、早めに良い入れ歯を入れたいと思われるのならば自由診療の入れ歯を考えてもいいのではないでしょうか。
僕は、そう思いますが。。。