2019/10/24
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
総入れ歯を失くしてしまったので、何とかしてほしいという方が来院するのも珍しくはないです。
総入れ歯は、歯が一本もないために入れ歯を作るのは非常に困難な処置です。
何せ、歯が一本もないということは基準というか、参考になる歯がないわけですからね。。。
また、維持を図るにも歯茎が痩せてしまってたり、入れ歯が乗っかる部分が不安定な方は、本当に非常に苦慮します。
一回で満足の行く型取りや咬み合わせ取りは、多分無理です。
そのため、何回か回数をかけて順序良く段階を経ていくことが大切です。
技工操作もありますからね、一回では無理だと思います。
そのため、そのようなケースの場合はその旨をお話させていただき、理解を求めるようにしております。
しかしながら、入れ歯がないと食べれないというケースもあるので、その場合は、自分のプライベートの時間を削って、極力は急ぐようにしていますよ。
先日も、上下顎の入れ歯を失くしたという患者さんが来られました。
「入れ歯がないとご飯が食べられない。」ということなので、昼休みに続けて来ていただき、1週間で作りましたよ。。。
ただ、応急処置としてやるので、あくまで仮入れ歯です。
保険の関係上、再製作を半年後にやった方がいい旨は言いますが。。。
でも、正直辛いですし、そこまで保険診療でやるのは大変なことだと思います。
まして、最近、講習会参加などで日曜日もなかなか時間を取れませんからね。。。
でも、体力と気力が続くうちは何とかしていきたいという覚悟はあります。
もし、そのような状況にいる方は、早めに歯科医院で相談されて下さいね。