2019/11/18
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
先日、日本臨床スポーツ医学会という学会に行ってきました。
僕は日本スポーツ協会の公認スポーツデンティスト資格を持ってますから、その資格を更新するのにも学会参加は必須なのですね。
思えば4年前に、この資格を取るために二年間にわたり、月に一回泊まり込みで東京に行きました。
そこで、スポーツ歯学の研修と実習を受けました。
結構つらいスケジュールでしたね。
そのためにも、診療を休みにして行った覚えがありますよ。
この資格は、日本歯科医師会と日本スポーツ歯学会の認可が必要です。
この資格を得るために、書類審査と今までのスポーツ歯学の経歴が問われました。
僕は、歯科大学に医局員として在籍していた時にスポーツ歯科外来医長も務めた経験もあるので、ある意味すぐに選ばれるだろうと思っていましたが、その敷居は高く、3回目の募集でようやく引っかかることができました。
その倍率は高く、当時は13倍ほどでしたよ。
因みに、当時はこの資格を持っているのは新潟県内に3人しかいませんでしたからね。
僕が3人目ですね。(多分今も5人ほどです。)
この資格は、日本体育協会(現:日本スポーツ協会)から発行され、座学では内科や整形外科のスポーツドクターを受講するものと一緒に受けました。
スポーツドクターは希望する人数も多くいて、その内容もかなり高度なものでした。
全身のスポーツ外傷は歯科医師にはなかなか理解しにくいものもあるのですが、何とかついていきましたよ。
僕たち歯科医師が守るべきところは主に顎口腔と顎顔面です。
使用するものはスポーツマウスガードです。
なかなかこの分野に関しては、歯科医師でも精通している人は少ないですし、医師には特に浸透していないかと思います。
でも、これが顎顔面や口腔周囲の外傷予防には、凄く効力を発揮するのです。
特に、コンタクトスポーツと言われる競技や格闘技をされている人は、是非、このマウスガードの装着をして外傷予防に励んでいただけたらと思います。