2020/05/16
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
先日、当院で作った入れ歯が割れてしまったので、相談したいという方が来ました。
その方の口腔内は下顎前歯部と小臼歯部に数本歯があって、上顎は左側の犬歯のみです。
その方は、咬合力が強く、以前の入れ歯もそこから亀裂ができてしまったため、作り直しをした既往があります。
欠損の状態から、下顎の前歯、小臼歯の突き上げと上顎左側犬歯が残存していることにより、ここにバネを掛けるためどうしても応力がそこを支点としてかかるのですね。
また、歯を失った歯茎はドンドン痩せてくるため、義歯と粘膜の密着度も甘くなります。
そうなるとその、上顎左側犬歯の位置から亀裂ができてしまい、割れるということを繰り返しています。。。
まだ、若い方で、咬合力もかなり強くあります。
補強線という、金属のワイヤー様のものを入れ歯の床内面に入れて補強を図ることはよくやりますが、それもあまり大きな効果は期待できないです。。。
であるならば、口蓋面を金属床という全て金属にしてしまうのが最善の策だとは思います。
金属であるならば、そこが割れるということはほぼないと言っていいと思います。
特に、チタンという金属で作らせていただけるのならば、軽いですし、強度は抜群に良いです。
生体親和性も良いですから、アレルギーの問題もほぼないですからね。
これは自由診療にはなるので高額にはなりますが、その方がそのような悩みは無くなるかと思うのですよね。。。
是非、このようなお悩みを抱えているのならば、ご一考ください。
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☆8月予定の移転開院時のタイミングで、一緒に働いてくれる新しいスタッフも正社員として若干名募集いたしております(もし、ご興味のある方は、当院HPの求人・採用情報https://www.ringo-dental.jp/recruit-dh/を見ていただき、お電話を頂けたらと思います)。