2020/10/25
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
今日は日曜日で当院はお休みです。
そのため、いつもの診療とは違う話をしますがご容赦ください。
新型コロナウイルスの感染拡大は猛威を振るい、4月には非常事態宣言が発令されました。
5月の中頃から、順次、それが解除されましたがその後も感染拡大は続き、10月の今も、感染者は増えていますね。
でも、政府もこの状況は知りつつも経済活動をずっと停滞させるわけにはいかないため、Go to トラベルやGo toイートなどの旅行業や飲食業を活性化するような政策が打たれています。
しかしながら、それに伴いクラスターなども発生しているので、本当にどうしたらいいのか悩ましい所です。
でも、今の状況からして、どうしたらいいのかの判断は政府でもどうしようもないのが現状なんですね。
先行きは見えず、個人の責任の下で行動してくださいと言われているような気がします。
そこで、いろいろ考えました。。。
僕はこの状況は、近い将来、終息すると信じます。
マスクを手放してもいい状況は来ると信じます。
そう思わないと、自分の考えや行動の振り幅が狭くなり、胸が苦しいような圧迫感を感じますので。。。
きっと良い薬やワクチンは近々できると信じます。
僕達、歯科医療従事者もこのコロナ禍の影響は決して小さくないです。
例えば、ある評論家がテレビで歯科医院の待合室が感染源になるかもしれないとか、歯科医院の使用するタービンからの水で飛沫感染するかもしれないというようなことが騒がれた時期もありましたからね。
でも、今を持って、歯科医院側から患者さんに感染させた例は一例もないことを考えると、どうなんだろうかと思います。。。
と、考えるともちろん最大限コロナの感染予防には気を付けますが、恐れているだけでは何も始まりませんよね。
そう思うと、こちらの方から動いていこうと思います。
例えば積極的に、歯科医院に来てもらえるような宣伝広告を出し、口腔衛生の重要さをどんどんアピールしていくべきだと思います。
また、そうは言っても世間のコロナ禍が落ち着かなければ、実際に患者さんが来てはくれないでしょうから、暇な時間もあるでしょうね。
そうであるならば、更なる歯科医学の勉強をして将来の構想を考えながら良いイメージを作り、スタッフ皆と共有していきたいと思います。
今、僕たちは全員で本当の意味での予防歯科を作ることを夢見ています。
口腔内を良い状態にし、それを維持する。。。
口で言うのは簡単ですが、患者さんの協力もしっかり得なければなりません。
そのためには、患者さん自身に自分の口腔内の状況を理解していただき、モチベーションアップは欠かせないと思います。
そのためにも、その方の虫歯リスク、歯周病リスク、口臭リスクを明らかにし、僕ら側もその方のリスクに応じた「予防」のための提案をさせていただけたらと思います。
リスク判定のための唾液検査(SMT)はもう当院では行っています。
リスクを数値化して、グラフとなり患者さんに視覚的に見てもらえて、その人のリスクに合ったブラッシング法やデンタルグッズを提案できるのは、これからの予防には必須だと思いますからね。。。
その提案方法は皆とミーティングを重ね、確立してきました。
後はこの「予防」を動かす歯科衛生士数がもう少し必要だと思っていますよ。。。
現在のコロナ禍の中でも、当院のスタッフは皆、前を向いて頑張っています。
例え患者さんのキャンセルがあって、暇な時間ができたとしても院内のこまめな清掃・消毒はもちろん、新人衛生士への教育に時間を割いたり、院内のPOPや掲示物を製作したり、マウスピースや個人トレー、咬合床などの技工をしたり、誰1人として仕事を放棄したりサボる者はいません。。。
これは、僕がとやかく言わなくても彼女達が、今の当院の状態を意識しているのはもちろんですが、この医院のことが大好きだから頑張ろうという気持ちが凄く伝わってきますよ。。。
院長として、本当に嬉しい限りです。
僕が彼女たちの立場に立ったとして、同じようにできるか自信がないですよ。。。
本当に素晴らしい。
このコロナ禍という難局を乗り越えるためには皆の力が必要で、誰1人でも欠けさせるつもりは全くないです。
それどころかもっと医院の拡張、スタッフの増員を考えています。
その方が後で良かったと言えることが解っているから、そうするのです。
もうすでに僕たちは、だいぶ前からアフター・コロナショックに何ができるかを考えて走り始めています。
きっとアフター・コロナはある日突然、やってくると思います。
ワクチンさえできれば、今年のコロナ禍はあっという間に忘れ去られると思いますからね。
今は出口は見えませんが、明るい光があるところが出口だと信じて、明るい光が差すところに向かって歩きますね。
当院での精密入れ歯治療の案内は
自由診療 料金表の案内は
歯科の医療費控除とは