2020/10/31
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
保険診療内で作られた、部分入れ歯の支えをしてくれている残存歯にかける金属のバネをクラスプと言います。
このクラスプは保険内で作る部分入れ歯では、絶対的に必要です。
クラスプを使用しないで、部分入れ歯を作ることは保険診療ではないです。
このクラスプというのは、残存歯に維持を負担してもらうために部分入れ歯で必要となります。
そうでないと、入れ歯は咀嚼や会話をする度に、すぐに脱離してしまいますからね。。。
たまに、このクラスプを嫌って外してほしいという依頼を受けることがありますが、それは止めた方がいいと思います。
維持が取れないため、安定感がもの凄く悪くなりますから。
過去に患者さん自身の判断で、そのクラスプを切ってしまい、どうにも安定感が悪くなったため、その入れ歯を修理して再度、クラスプを組み込んだ人もいましたからね。。。
このことは、当たり前と言えば、当たり前です。
しかしながら、このクラスプは金属でできており、残存歯の関係上、前歯につけざるおえないケースもあります。
そうなると、目立って困るという人も実際にはいます。
代案としては、自由診療になりますがノンクラスプ入れ歯というものがあります。
これはクラスプの代わりに特殊なレジンというプラスチックで残存歯の歯肉に伸ばし、歯間部分に這わせて作ります。
このプラスチック自体に弾力があり、維持が良く審美的です。
金属のバネの代わりに、そのレジンというものが見えはしますが、歯肉色のため、それほど目立ちません。
ただ歯周病の程度が悪い方は、着脱の際に引っ張られるため向き不向きはあります。
歯周病がなく、残存歯が頑丈で、前歯に係るクラスプが気になるようでしたら、お薦めの審美入れ歯と言えますよ。
もし、ご希望のある方は、当院にご相談していただけたら幸いです。
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