2020/11/10
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
初めて入れ歯を入れて何事もなく、ご飯が食べられるという人は多くはないです。
痛みはないにしても違和感はありえますね。。。
最初から、固いものが食べれるという方はある意味、幸運です。
術者の腕だけで解決できないことはあります。
そして、その違和感は単なる慣れの問題かもしれませんね。
時間が解決するというところも少なからずありますから。
でも、食べる度に痛くて痛くて良く噛めないとか、粘膜に入れ歯が当たって傷がついてしまっているような場合は、そういう問題ではないですね。
作ってもらった歯科医院で直してもらう事が必要だと思います。
治し方としては、入れ歯の粘膜面だけの問題ではなく、咬み合わせのせいかもしれないですね。
咬み合わせは患者さん自身では解りにくく、咬み合わせの高さだけの問題ではないことが多いですから。
ちょっとしたズレで入れ歯がカクッとズレたために、その振動が粘膜に強く伝わってしまっていることもありますからね。
自分で何とかしようと、入れ歯を削ってしまう人もいますが、それは絶対に止めて下さい。
結構、見当違いの所を削ってしまい、取り返しの付かないケースもありますよ。
先日、来られた患者さんは、あまりにも見当違いの所を自分で削ってしまったために、入れ歯がカパかパになってましたから。。。
そうなってしまうと、再製作しなければならないかもしれませんからね。
入れ歯はなかなか自分のものになるまで時間がかかります。
特に初めて入れる人は、それをすぐに諦めてしまうことが多いようです。
歯科医師の指示に従って、調整と指導を受けて頑張りましょう。
また、それ以上大きな入れ歯にならないように、今ある残存歯を良く磨いて保存を図るようにしましょうね。
そのためにも、3ヶ月に1回は入れ歯の調整と残存歯の定期健診、プロフェッショナルクリーニングは必要だと思いますよ。