2020/12/21
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
総入れ歯を入れて口蓋部分の厚みが気になるという人は、結構多いです。
どうしても上顎総入れ歯の場合、口蓋面を覆うことによって入れ歯に維持を図るため、必要な部分です。
しかしながら、保険で製作された総入れ歯の場合、床部分はプラスチックで作られているため強度を得るためにある程度、厚みが必要です。
ここが厚いと、気になってしまう方が少なくないです。
口の中が狭くなった気分になり、発音も思うようにはいかないみたいです。
よく入れ歯を完成した後に、この口蓋部分を薄くしてほしいとか、くり抜いてほしいと言われることもあります。
でも、プラスチックでできた総入れ歯の口蓋面を大きく削ることはできません。
部分入れ歯のように残存歯が何本かあれば、歯牙に維持を求められるので、口蓋部分が抜けていても大丈夫かと思いますが、総入れ歯は歯が一本もないわけですからね。。。
粘膜の接触面積を大きくして、維持を図る事しかないですからね。
代案としては金属床にして薄くすることが良いのかもしれませんね。
口蓋部分は金属にすることによって、プラスチックのものよりもかなり薄くできますし、強度も強いです。
特にチタンを使用したものであれば、金属アレルギーの心配もほぼないですからね。
この金属床入れ歯は保険診療ではできません。
自由診療となりますが、是非、考えていただけたらいいと思いますよ。
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