2021/04/28
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯を当院で作って、何でも調子よく食べれているという話を聞けると本当に嬉しい限りです。
元々、大学の入れ歯の講座で10年以上勉強してきましたからね。。。
入れ歯診療は大好きです。
でも、入れ歯を研究して一生懸命に頑張って製作しても、残念なことに元の健康な歯と同じようには咬むことができないものです。。。
当たり前といえば当たり前ではありますね。
所詮は人工物ですからね。
神様が与えてくれたものとは違います。
だからこそ、もし、入れ歯になってしまっていて、その入れ歯が良いものであるならば、それは本当に幸運でそれを同じように作ることは難しいことなのですね。
なぜなら、その入れ歯を作った時よりも歯茎が痩せてしまったりすることで、条件は悪くなっているはずですから。
だから、入れ歯を作ってその入れ歯が食べるのにそれほど苦でなくなったならば、維持することを心掛けて定期健診に罹られてください。
もし、部分入れ歯であるならば、残存歯をしっかりケアしてあげてそれ以上歯が抜かなくていいようにしてあげなければならないですし、入れ歯のケアも確認しましょう。
また、総入れ歯で歯が一本もなかったにしても、生理的に歯の欠損した歯茎は痩せていきます。
これは致し方ない事実であります。
それ故に入れ歯が緩くなったりしやすいですね。
定期健診でこれらの不調和を早めに見抜き調整や、必要な指導・処置をすることによってある程度防ぐことが可能だと思っています。
中には入れ歯を製作してから、僅かな調整で8年近く使用している患者さんも当院に来ています。
この方たちの特徴として、3ヶ月に1回の定期健診には必ず来ていただいています。
どうか自分の歯のみならず、入れ歯にも定期健診の考えを持っていただけたらと思います。