2021/05/15
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯は自分の臓器、器官としての機能を発揮するのには、それなりに時間を要しますね。
新製した入れ歯が自分の歯と同じように直ぐに機能することは、難しいことだと思います。
大変いいにくいことではありますが、神様が与えてくれた自分の健康な歯と比較して、同じように咬めることはほぼ不可能なわけです。
特に顎堤が痩せてしまって貧弱な人は、入れ歯をくっつけるのは難しいものです。
仮に部分入れ歯であったとしても、欠損様式や唾液の性状、量、そして口腔内の環境によっては人それぞれ違うので悪条件であれば相当に難しいです。
また、初めて入れ歯を入れる人においては、なかなか慣れるのがしんどいものですね。
やはり義手や義足と同じように、リハビリは必要なのですね。
なんと言っても入れ歯は義歯ですからね。
義手や義足と同じ部類のものです。
でも、知り合いの整形外科の医師が以前にこうも言っていました。
「歯科ってすごいよな~、だってさ、義歯を入れてご飯を食べれるようにさせるまで、たいして時間が掛からないのだから。義手や義足ではそうはいかないよ。それこそ機能させられるまで何年という時間がかかるよ。。。」と、言っていたことを思い出します。
確かに、入れ歯(義歯)も義手や義足と同じように人工物なのですね。
直ぐに馴染んで何でも食べれるというのはなかなかないのは当たり前なのかもしれません。
でも、そうはいっても義手や義足ほど慣れるまでに時間は掛からないはずです。
だから、今、もし入れ歯が馴染まないとしても決して諦めないことが大切ですよ。
それこそ、製作していただいた歯科医院で調整と指導を受けて、一日二時間でも三時間でも口腔内に入れて発音や咀嚼、嚥下の練習をしましょう。
必ず慣れていくはずですよ。