2021/08/08
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
総入れ歯の痛みは、入れ歯の床下粘膜面に問題があるか咬合に問題があるか、またはその両方に問題があるかだと思います。粘膜に傷があるからといって必ずしも入れ歯の粘膜面だけに問題があるとは限りません。
粘膜面に問題がなくても咬合に問題があって、咬むたびに入れ歯に横揺れの力が働くと、どうしても粘膜に傷ができてしまいます。
このあたりに気づかずに、傷に乗っている床の部分を削っても根本的な解決に至りません。
なかなかこのあたりの見極めは難しい所がありますが、判断に迷うときは咬合から直していくのが間違いはないかなと思います。
このあたりもちょっとコツがいりますね。
咬み合わせを見る際には、咬合紙を使うことが多いですが、総入れ歯の場合、見せかけの咬み合わせが起こることがあります。
しっかり咬み合っているように目では見えるのですが、あくまで見せかけなことが多いのですね。
粘膜に乗っかっている総入れ歯には簡単に起こり得ます。
その際は、転覆試験というものをやったりしますね。
そうやってしっかり咬合を確立させた上で、粘膜面をしっかり見るのが鉄則です。
いずれも、これは歯科医師でないと調整が難しいものです。
患者さんの中には、自分で判断し削る人がたまにいますが、それは絶対にやめましょうね。
それをやって、取り返しのつかないことになり、再製作になった人も過去にいましたからね。。。
当院での精密入れ歯治療の案内は
自由診療 料金表の案内は
歯科の医療費控除とは