2021/09/24
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯を何らかの疾患やけがで失った場合、もともと歯があったところは歯根ごとなくなるので、舌で触知できるほどの大穴があきますね。
でも、その後は、かさぶたができ徐々に穴はふさがり、フラットな歯肉形態になります。
大臼歯と言われる大きな歯でも、おおよそ二か月ぐらい経てば、完全にそうなるのではないでしょうか(欠損した歯の大きさや、歯周病の進行具合で大きく違いますが。。。)。
しかしながら、その後も、少しずつですが歯槽骨は吸収され、それに合わせて歯茎も痩せていきます。
従って、欠損部に乗っかっている入れ歯もその歯茎がやせてしまったがために、徐々に合わなくなる可能性が高いのですね。
そうなると、作り替えを余儀なくされることが往々にしてあります。
この歯茎の吸収は、生理的なものですから止めようがありませんからね。
でも、新製義歯をセットして3か月ごとにでも定期健診に来ていただき、調整や指導をさせていただくと、入れ歯の寿命を長くさせることができますよ。
確かに入れ歯はある意味消耗品ですので、永久的に使うことはできませんが、ケアの仕方で全然変わります。
そのため、定期的に歯科医院に罹り、入れ歯のメンテナンスをしていくことをお勧めします。
是非、入れ歯の方も定期健診をしてもらいに、かかりつけの歯科医院に行っていただく思います。