2021/09/25
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
少なからず残存歯があって部分入れ歯を入れている人は、その残存歯を失うことによってまた、総入れ歯に近づいていると言えます。
部分入れ歯は多少の歯周病があったにせよ、何とか保存が可能であったはずだとは思うのですが、多くの方は残存歯の歯周病や虫歯によりまた、抜けてくるか抜かなければならなくなったと考えられます。
その原因は何でしょうかね?
これは予想ですが、定期健診には行ってないのではないでしょうかね?
これは、たくさんの入れ歯の患者さんの口腔内を診てきて思うことなのですが、そもそも入れ歯になったのもその考えが希薄だったからなのですよ。
そのために歯を抜くことになってしまい、最初はブリッジや少数歯欠損の入れ歯であったにもかかわらず、考えが変わらずに入れ歯でも結構噛めたので、まあいいか。。。という具合に定期健診に行かず、専門的なクリーニングも行なわなかったことにより、また歯が虫歯や歯周病になってしまう事の繰り返しなのですね。。。
どうか、それこそ部分入れ歯が入っていて、これ以上歯を抜かないことを考えているのならば定期健診とクリーニングで管理していきましょう。
歯周病や虫歯は感染症です。
一度感染してしまった以上、虫歯菌や歯周病菌をゼロにすることは不可能なのですね。
でも、発症予防や重症化予防の意識は一番大切なことだと思うのです。
もちろん入れ歯は、ある意味消耗品ではありますが、かなり長く持たせることが、それで可能になると僕は思います。