2021/12/25
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯が痛くて噛めないという人は少なくないです。
その痛いままで、我慢して使用していると粘膜に傷を作ります。
その傷が大きくなって、えぐられているが故にできる潰瘍を入れ歯による褥瘡性潰瘍と言います。
これに対して多くの患者さんは、よく入れ歯の安定剤を使ってやわらげようと考えます。
でも、それでは基本的には治りません。
粘膜への当たりの強い所を取らないと、状況は良くならないものです。
褥瘡性潰瘍は、原因となっている入れ歯の辺縁部位をしっかり削除して、当たりを弱めてあげればそれで治ることが多いものです。
しかしながら、患者さん自身でそれを判断し、勝手に削ることは止めたほうがいいです。
よく全く見当違いの所を削ってしまい、入れ歯が使い物にならなくなってしまった人も見たことがありますからね。
その当たりの調整は、是非、かかりつけの歯科医院で調整していただくことをお勧めいたします。
この褥瘡性潰瘍は放置して、悪化すると癌化することもあると言われていますから注意しましょうね。