2023/02/15
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では多数歯に渡る欠損があって、最初から自由診療の金属床の入れ歯を入れたいという人に全く入れ歯の経験がないのに入れることはほぼしません。
全く入れ歯を入れたことがないとか、入れ歯を以前作ったことがあるけど何年も前で数年間は使用していないという人には自由診療の入れ歯を勧めることはないです。
その場合は保険診療内のお値段も安い入れ歯を勧めますね。
というのは、どうしても入れ歯である以上は異物ですから自分の歯には程遠い異物感があるものです。
そのため、いきなり高額な金属床の大きな入れ歯を入れたとしても、その良さを理解されずに徒労に終わってしまう可能性が高いですからね。
自由診療の金属床入れ歯が良いと言っているのは、あくまで保険診療で製作された入れ歯と比べて良いというわけで、比較対象は自分の歯ではないですからね。
(小さい範囲での入れ歯ならば、自由診療で行うノンクラスプ入れ歯というものが、小さい範囲で製作できるのでお勧めすることはあります。)
先ずは、入れ歯の経験値を高めていただいて、入れ歯というものを体感的に知っていただき、保険の入れ歯で何とか食べれるのだけれどももっとその性質を高めたい、もっと長持ちする入れ歯にしたいというお考えがあるならば、金属床の入れ歯が向いていると思います。
もし、保険診療内の入れ歯を何とか使いこなしている現状があるならば、この金属床入れ歯はさらにその性質を上げ、良いものだと感じていただけるかと思いますよ。
その方が、本当の意味での金属床入れ歯の良さを解っていただけるかと思います。
どうぞ、その旨を知っていただきもし、今、お使いの入れ歯の問題点が明らかで、それを解決するためには金属床で作った方がいいということであれば、考えていただけたらと思います。
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