2024/03/09
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
夜間の歯ぎしりや喰いしばりでお困りの方は少なくはないです。
でも、最初から歯ぎしりに自覚症状を感じてくる人はそれほど多くないのも事実です。
就寝時に歯ぎしりをしているわけですから、気づきにくくて当然ですものね。
多くの人は家族や友人から指摘されて初めて気づく人が多いようですよ。
また、前歯の切端部分がすり減りが解ったことで、初めて気づく人もいますね。
この歯ぎしりは自覚症状がないことも関連して、根本的な治療は非常に困難です。
しかしながら、歯にとっては過剰な咬合力がかかるため痛みがちです。
日中の咬合力の7~8倍の力が無意識にかかると言われています。
そのため、僕ら歯科医師は頭を悩めている現状がありますね。
当院にもよく歯ぎしりの相談で来られる人が多いです。
酷くなると、前歯のみならず臼歯も削れて歯の頭が平面的に削れてしまっていることにもなっている人が多いです。
そして、しょっちゅう被せ物や詰め物が外れてきます。
中には歯そのものを割ってしまうという人もいます。
このような状況を避けるには、夜間に使用するナイトガードがお勧めです。
ナイトガードそのものは、歯ぎしりを止めることはできませんが、歯にかかる負担を減らしてくれます。
もし、夜間の歯ぎしりでお困りならば考えてみませんか?
ナイトガードはそれほど厚いものではなく、違和感もそれほど多くはないです。
是非、試していただけたらと思います。
歯ぎしり対策用のナイトガードは保険適応です。