2024/11/18
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
先日、自由診療で入れ歯を製作したいという人が来られました。
その方は93歳になる男性の方です。
家族の方に連れられて来ました。
でも、声も大きく元気な人でした。
お口の中を拝見すると上顎は全ての歯が無く総入れ歯が入っていました。
しかしながら、下顎の方は右側の第二大臼歯だけがなく、ほぼほぼ残っていました。
でも残存歯の咬耗は結構あり、下顎角の張りも強くあり、いわゆるエラが張っているような状態です。
今お使いの入れ歯も、何度か正中で割れたようで修理をされているようです。
となると、この人はかなりの咬合力な故に歯周病も手伝って、下顎の突き上げにより咬合性外傷のために歯が抜け落ちたのではないかと予想します。
この人は、その入れ歯が割れないようには金属床にした方が良いことを、どこかで聞いたようです。
僕は「仰る通りですね。できれば金属床の方が良いでしょうね。それも、あまり重い金属は良くないですね。上顎の歯茎は結構痩せていますからね。そうなるとチタンが良いのではないでしょうかね。軽くて丈夫だし、アレルギー反応も出にくいです。ただ、、、、金額は結構高いですよね。どうしましょうか?壊れる可能性はありますが、保険で補強線などを入れて対応するようにもう一回作ってみますか?」と言いました。
この方は二つ返事で、チタン床でお願いいたしますという返事でした。
家族の方も、「金額は高くても良いです。壊れないものが良いです。」と言ってくれましたよ。
ただ、家族の方が言うにはなかなか仕事の関係で付き添ってあげるのが困難なので、訪問診療でも可能でしょうか?ということを聞いてきました。
僕は、「もちろん、訪問診療でも自由診療を行うことはできます。」と伝えました。
そう伝えると、家族の方は「では、訪問診療でお願いします。」と言われました。
今後は、この方にとって満足いく入れ歯をしっかり作っていこうと思いますよ。
いろいろな入れ歯の問題点を解決するのに、自由診療で行えばかなり改善できるものは多くあるものです。
もし、何か入れ歯において困ったことがあれば、ご相談いただけたらとお思います。
訪問診療でも自由診療の提供は可能ですからね。
当院での精密入れ歯治療の案内は
自由診療 料金表の案内は
歯科の医療費控除とは