2024/11/28
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院は入れ歯診療にかなり力を入れていますが、自分の作った入れ歯はあまり早く作り替えたくはないです。
当然なことではありますが、これは歯科医師であれば、皆、思いますよね。
一度作ったならば、できるだけ長く使用していただけたらといつも思います。
しかしながら、実際は残存歯が抜けてしまったりして、1,2年で再製作という人もいなくはないです。
そのような人には決定的な共通点があります。
それは、定期健診に来なくなるのですね。
多分、多くの入れ歯患者さんは、入れ歯だから定期健診は要らないと思っているのではないでしょうか?
痛くないから、まあいいやと。。。
入れ歯のメンテナンスの重要性を理解していない人は少なくないのが実情ですね。
入れ歯ということはその部位に歯が存在しないわけですよね。
歯を失った部位の歯茎は時間の経過とともに生理的に吸収していきます。
粘膜が吸収というのではなく、その内側にある骨が吸収していきます。
つまり、歯茎が痩せてくるわけです。
そうなると、入れ歯は徐々に合わなくなります。
完全に合わなくなってから、合わせていくのは至難の業です。
そうなると、作り替えたほうが良いということが往々にしてあります。
この歯茎の痩せ具合というのは人によって個人差が大きく、なかなかひとくくりにいつどうなるかというのは本当に解らないのですね。
ですから、3ヶ月に1回は例え総入れ歯で自分の歯が全くないにしても、定期健診に来ていただきメンテナンスをさせていただきたく思いますよ。
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歯科の医療費控除とは
入れ歯の機能は咀嚼だけではないです。
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