歯の欠損にはインプラントが本当にいいのか?

院長ブログ

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歯の欠損にはインプラントが本当にいいのか?

新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

先日、来られた方で入れ歯を新製したいという人がいました。

その人は下顎左側の第二小臼歯、第一大臼歯、第二大臼歯が欠損していました。

他の欠損部位には上下顎に3本ほどの歯科インプラントが施されていました。

他院で行っていたインプラントですが、その人は、その下顎左側の欠損もインプラント治療を勧められていたようです。

でも、経済的な理由から今回はインプラントを行わずに、ノンクラスプ入れ歯をやってみたいとその医院の先生にお願いしたようですが、その先生はあまり話を聞かずに、「いやいや、あなたは絶対インプラントの方がいい。入れ歯では噛むことができないよ。」と言われたようです。

金額はうすら二百万円ほどかかるそうです。。。

入れ歯の場合は、流石にそこまでは絶対にかからないですね。桁がちがいますね。

僕がその方の口腔内を診てみると、顎堤はしっかり残っていますし、唾液量もあるし、舌の大きさや咬合状態も問題なさそうでした。

確かに、インプラントの方が固定式なので、使い勝手は良いかもしれませんが、咬めないものでもないのではないかと思います。

特にこの話を聞いて、何か心の中からふつふつと燃えるものを感じましたよ。

僕は、その方に「僕の見立てでは、今の状況ならばノンクラスプ入れ歯でも結構、咬める状態にすることは可能だと思います。そうなれるように頑張りますよ。」と伝えました。

これを聞いて、その方のノンクラスプ入れ歯を当院で作ることになりました。

僕は入れ歯の方がインプラントより勝る咬合力が出るとは思っていませんが、それでも条件次第ではかなり良いものになることは可能だと思っています。

それでも、入れ歯を欠損補綴の選択肢の一つとして考える姿勢は必要だと思いますよ。

何でもかんでも、インプラントが絶対いいとは言えませんからね。

メリット・デメリットを聞いていただき、患者さんに選択してもらうのが良いと思うのです。

僕は、その患者さんに満足してもらえるように持てる力を発揮して、頑張ってみようと思いますよ。

 

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