2015/01/15
本日、口腔保健福祉センターで障がい者の歯科治療を行いました。歯科医師会から有志の人に振り分けられて担当となったのです。今月の木曜日は午後2時から5時まで頑張っていこうと思います。
障がい者といっても、知的障がい、身体的障がいがありますね。私の医院でも軽度の方であれば、まったく問題なく診ることができますが、重度の障がいをお持ちの方には設備的・人員的に難しい点があります。実際、現場に行ってみるとそのような教育を受けた衛生士さんが、全く無駄な動きもなく、かつ事務的でもなく優しい言葉をかけながら口腔衛生指導やスケーリングを行っていましたよ。
しかも、その優しい言葉も患者さんや付き添いの方の家庭的な事情や背景を考慮して投げかけていました。患者さんもそのことがわかるのですね、すごくリラックスして、それほど嫌がることもなく治療を受けていたのが凄く印象に残りました。
もし、自分の医院があれほどの規模を持ち、同じ人員配置で障がい者治療をしたら同レベル以上のことができるだろうか。。。正直、この患者さんの背景を見るということが私を含めてスタッフもあのレベルにまで達していないな。明日から、もっともっとその辺を詰めていこうと考えさせられる一日でした。
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