2015/05/02
僕はこの7年間、毎日続けていることがあります。人にあまり言うこともなくコツコツ続けています。(診療日だけですが)
それは、診療日記を付けていることです。内容はその日の診療についてですが、2つのポイントに分けています。診療内容として一つは良かった点、もう一つは悪かった点に分けてます。そして、内容に対してまるで反省文を書いた生徒に学校の先生が示唆するかのようなコメントを書いてます。(それぞれほんの2~3行程度ですが)
こうすることで、単なる愚痴や反省文にならず前向きになるので、後で追加して書くようになりました。たまに二日酔いで書けない日もありますが、次の日の朝には書くようにしていますよ。日記には個人名が書かれているのでお見せすることはできませんが。
書く内容は、診療の手技的な内容がほとんどです。歯科診療に同じケースはないですが、似たようなケースは多くあり、失敗を繰り返さないためにも書き留めておいた方がいいなと思い7年ほど前から始めました。こうすることで、診療をしていて「あっ、これは前にもこんなことがあったな」と思い出すことができて失敗を回避できますね。(たまに繰り返すこともありますが。。。)
大学院生の頃、従事していた教授から「昨日より今日、上手くなっていないと努力していないということなんだぞ」って言われたことを、最近よく思い出します。上手くなっているかはわかりませんが、このことを言ったら教授は喜んでくれるかなと思います。
そういえば先日、妻からあるスーパードクターといわれる外科医が似たようなことを30年続けているのを雑誌か何かで紹介されたそうです。その人は研修医時代から続けていたそうです。僕は研修医の頃は全くこんなことはやっておらず、まだ7年程です。あと23年継続しなくちゃ。そうなると70歳近いですが。。。
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