歯の根管治療について

院長ブログ

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歯の根管治療について



虫歯が大きくなって歯の神経といわれる歯髄が細菌に侵されてしまったり、歯髄が死んでしまった場合、根管治療が必要になります。根管は歯種によって根管数が違っており、大臼歯といわれるものは3根管から4根管あります。
歯髄がまだ生きている状態ならば、当然麻酔が必要になります。そして歯髄の部分まで切削し、クレンザーという針のようなもので歯髄を絡め捕り、ファイルというもので歯髄が入っていた部屋の壁の部分をお掃除するわけです。そして、薬剤を何度か貼付し、無菌が図られたならば根充剤という歯髄の代わりになるものを充填します。この操作は、かなり重要な操作でその歯の予後に深くかかわっています。だから、僕ら歯科医師はこの治療に相当な時間と労力をかけています。
(写真は犬歯の根管にファイルを入れて、歯髄の入っていた部屋の壁部分をお掃除している状態です)