2015/04/17
口腔周囲には筋肉が多数存在しています。総入れ歯は、その筋組織が機能した時でも対応する形態にしておかなければなりません。
筋肉は開口したり、笑ったりしたとき、口を動かしたときの口の動かし方でその形を変え、入れ歯に脱離の応力を加えます。これに十分抵抗するには、精密印象時の個人トレーを使って入れ歯の縁に当たる部位にコンパウンドを軟化させ、それを口腔内に入れて、口をすぼめたり、鼻の下部分を伸ばしたり、さまざまな運動をさせます。
そうすると、機能時の筋圧でできたコンパウンドの形ができ上がります。その後、シリコンの印象材を流して精密印象としています。
(写真は上顎の筋圧形成した後のものです。この後にシリコン印象材を流して精密印象といたします)
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