2016/03/01
保険診療は使える材料等に制限があり、本当の意味でその人に合った入れ歯は難しいかもしれません。保険診療の場合、材料以外にも保険診療では咬み合わせを直すための仮入れ歯は認められませんし、一度保険で製作した入れ歯は半年待たなければならないなどの制約があります。もちろん保険診療を全否定できませんが、こうすればもっと良くなるなぁというのは確実に存在します。その場合、僕はあえて患者さんにこのようなものもありますよと提示しています。別に強制するつもりは全くないですが、一番いい方法を提示するのも僕らの仕事ですものね。選ぶのは患者さんです。そのあたりは誤解を与えないように、言い方に注意していきたいです。
(写真は自由診療で製作した入れ歯です。薄くて丈夫で、患者さんは口の中が広くなった感じだと満足してくれましたよ)
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