2016/12/20
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯にかかる咬合力によって、入れ歯が正中から真っ二つに割れてしまうことがあります。これは、歯茎の吸収によって上顎は頬側から吸収し、下顎は舌側から吸収するためアンバランスを呈します。そのため、その状態で入れ歯を入れて咬んでもらうと上顎入れ歯の正中部分に応力が集中し割れるのですね。これは総入れ歯に近ければ近いほど多い気がいたします。この歯茎の吸収は、自分の歯を失った以上避けられない生理的なものなのですが、極力割れないようにするには、金属床と言われる口蓋部分を金属で覆ったものが一番いいかと思います。金属でもチタンを使えばアレルギーの心配も少なく、軽くて強度もあるため、貧弱な歯茎にも概ね対応は可能かと思われますよ。