2017/09/08
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
多数歯に渡る重度歯周病により、抜歯を余儀なくされる人がいます。
大方の人は、自分でもこの歯はダメだなと、理解しているケースは多いです。
でも、前歯がないままでいるのはあまりにも抵抗が強いため、歯科医院に行くのは抜けてから来るということがほとんどなのではないでしょうか。
特に30代、40代の人は営業マンであったりセールスレディであったりすると、顔貌が変わってしまうため歯がない事が仕事的に致命的でもありますよね。
確かに、良い入れ歯というのは粘膜に乗っかっているため、抜歯されてできた穴が完全に埋まってから製作しなければ、良いものはできませんが、どうしてもお困りだということであれば短期間でそれ程、回数をかけずに入れ歯をセットすることができます。
それは、抜歯と同日にセットする即時入れ歯というものです。
これは、抜歯される前に型と咬み合わせを取らせてもらい、模型を起こし抜くべき歯を削って、歯を並べ完成させてしまう方法です。
当院では型取りと咬み合わせ取りで1回、抜歯と完成した入れ歯をセットで1回です。つまり2回の来院でセットすることを標準としています。
もちろん、その後の調整はありますし、抜歯した歯茎が安定したら再製させていただくことを、基本としていますが。(即時入れ歯はあくまで、仮歯というのが当院の考えです。)
もし、抜かなければならないような歯があるのは自覚しているのだけれど、歯がない時期があるのは困るという方は、ご相談ください。
(写真の掲載は患者さんの同意を得ています。重度歯周病によって、抜歯をした後に、あらかじめ作っておいた即時入れ歯をセットしました。これによって、歯がない時期はなくなり、審美的にも有効です。)