2017/10/01
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
僕が総入れ歯の製作の過程で、一番気をつけていることは咬み合わせです。
総入れ歯であったり、歯があっても対合歯がなくて咬み合わせが安定しない場合は、入れ歯を製作するための咬み合わせを採得する装置(咬合床)が必要になります。
この装置を使って、咬み合わせを決めていくわけですが、古い入れ歯の悪い咬み癖があるためになかなか上手く取れないこともあります。
そうなると、いろいろな方法を使って決めていくことになるのですが、かなり大変です。
場合によっては2~3回この咬み合わせを取るために時間をかけたり、お使いの古い入れ歯の咬み合わせを直して、それを使用してもらい、しばらくたってから咬み合わせを取り直すこともあります。
ここが上手くいかないで、それに気づかずに新しい入れ歯を製作してしまい、それを修理なんてことになれば、キレイに仕上がりませんからね。
自分の中では、一番緊張するし、その後の仮合わせでもかなり慎重に見ていますよ。