2017/10/28
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯を製作するのに、型を取ったら次回は出来上がると思っている方が少なくないように思います。
何度か作ったことがある人は解りますが、そんなに簡単にはできません(即時入れ歯の場合は別ですが、それはあくまで仮歯と当院はとらえています。)。
特に欠損範囲が広く、臼歯同士の咬み合わせが無い場合は咬み合わせを決める作業も、日を別にしてやるのが一般的です。
当院では初診時にその方の口腔内を診て、予想される回数を言ってはいますが、それより少し増えることもあります。
総入れ歯に近い状態であれば、型取りは2回、咬み合わせ取りは2回、仮合わせに1回、完成に1回、調整におよそ2回ぐらいで完了できるかなと言っています。
たまに患者さんの都合により焦らされることもありますが、腰を据えて良いものを作ることを第一に考えています。
過去には、焦って入れ歯を作り大失敗をし、また、最初から作ることになった人もいました。
それからというものは、かなり慎重にやっていますよ。
でも、そうすることによって患者さんにとって審美的で、本当に機能する入れ歯が出来上がると思います。
正直、保険内での入れ歯診療は採算は合いませんが、良いものを作っていきたいです。