2017/11/09
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯をセットして、2回目以降の調整は自分的には緊張感があります。
というのは、たいていの人はセット時にはそんなに、痛みもなく思ったより大丈夫と思うみたいです。
でも、家に帰って食事時に咀嚼したり、会話をしたりして、痛みや違和感を感じたりすることがあります。
そして新しい入れ歯が入ったことによって家族や友人から、顔つきが変わって見られることを気にされる人がたまにいます。
咀嚼時の痛みは、調整自体はそんなに大変ではないように思います。
咬合と、粘膜に当たる面を調整してあげれば良好な結果を得られます。
会話時の違和感も、慣れの問題が多く関与しており適切な設計であれば、2週間ほどで慣れてくることが多いと思います。
ちょっと困るのが、適切な咬合を与え顔貌が整ったとしても、家族や友人としては入れ歯のない時期や古い入れ歯を入れていた時の顔つきとは違うので、明らかに新しい入れ歯の方が良い顔つきになったとしても、入れ歯のない時や古い入れ歯の時を見慣れている友人や家族としては違和感を感じることが多いようです。
家族や友人の意見を聞いて、患者さんは「なんか顔つきが変わったと言われた。。。」と言うことがあります。
その際は、入れ歯を外した状態や古い入れ歯を入れた時の顔つきと、新しい入れ歯を入れた時の顔つきを鏡で見比べてみることをお薦めいたしてます。
恐らく新しい入れ歯に比べて、古い入れ歯は咬み合わせが下がっており下顔面が短くなっていて口唇や頬のシワが目立ったり、口角が下がっていて「への字口」に近い状態なのではないでしょうかね。。。
見慣れている顔としては、恐らく古い入れ歯に分がありますが、どちらが審美的かは新しい入れ歯の方が確実に良いと言えるものなのではないでしょうかね。。。
人の審美的な感覚というのは、人それぞれなので一概に何とも言えませんが、そのあたりについては歯科医師の説明をよく聞きましょう。