2017/11/21
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯に使う人工歯は何種類かありますが、どれも天然の歯に比べると硬度は低く、もろいものです。
そのため相方の歯が天然歯であった場合、長期間使用していると噛み合わせ部分から摩耗(咬耗)してしまう事があります。
また、相方の歯が入れ歯の人工歯であったとしても、咬合力の強い人では早い段階で人工歯の摩耗は見られるようになります。
人工歯が摩耗していくと噛み合わせの高さも低くなってしまい、下顔面の高さが低くなりいわゆる老人用顔貌を呈することがあります。
そうなると、人工歯に樹脂を盛って咬合面の再構成を行うか、場合によっては作り替えた方が良いかもしれません。
そのため審美性を保ちつつ、入れ歯がいつまでも咬める状態に維持するのは、定期健診で咬み合わせをチェックしてもらい、必要であれば調整や簡単な修理をしてもらうことが必要なのですね。
当院では入れ歯の方にも、3ヵ月に1回の調整をお薦めしています。
いつまでも、良い入れ歯の咬み合わせを維持しましょう。