2017/11/30
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯を装着されている人は、少なくても一本以上は歯を抜いているわけですね。
それは何ででしょうか?
恐らく重度の歯周病か重度の虫歯だったという人が多いですよね。
ということは、その歯以外にも虫歯や歯周病になっている可能性は、全部歯がある人に比べて高いでしょうね。。。
そうなっていなくても、虫歯や歯周病の高リスクの人と言っていいでしょうね。
別に脅かすつもりはないのですが、そのリスクを完全にゼロにすることは今の歯科医学では無理なのですね。
ゼロにはできないけど、確実にそのリスクを減らすにはやはり定期健診に通い、歯科衛生士からブラッシング方法のチェックをされて指導を受け、プロフェッショナルクリーニングを受けることが大切だと思います。
部分入れ歯になった方にも、自分の歯の大切さは伝えているのですが、なかなか残存歯を守るということに対して、一生懸命になってる人は多くはないです。
そのため、1年後にはまた1~2本歯が抜け、入れ歯に人工歯を付け足すような処置を繰り返す人がかなりいると思います。
正直、入れ歯になっている人ほど、一生懸命に歯を残す努力をしていただきたいです。
でないと、悪いサイクルから抜け出せないようになります。
結局は近い将来に、総入れ歯やそれに近い状態になる人をどれだけ見てきたことか。。。
もちろん抜かなければならない歯であれば、抜いた方が良いのでしょうが、そうなる前にやれたことはあるはずなんですね。。。
どんなに良い入れ歯でも、自分の健康な歯に勝ることは絶対にないのですから。
できるだけ歯が残るように、歯を抜かなくてもいいように一緒に頑張っていきましょう。