2018/01/04
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
部分入れ歯を長持ちさせるには、残存している歯をいかに良い状態で維持するかが大切です。
恐らく、歯を失った原因として考えられるのは歯周病か虫歯だと思います。
それに感染してしまった以上、口の中に存在している虫歯菌や歯周病菌は確実に存在しているのですね。
それに抵抗するための、日常のホームケアは非常に大切ですが、それだけでは万全とはいえないです。
細菌は単体では非常に弱いですが、層をなしバイオフィルムというバリアを張ります。
これは薬液だけでは完全に破壊することはできないのですね。
そのために器械的に除去する必要があるのですが、これは歯周ポケット内にある細菌は歯ブラシなどでは届きにくいため、崩すことができないモノです。
そうなると、歯科医院での歯周ポケット内を洗う専用の機材で掃除することが大切になります。
歯周病や虫歯になったことがあり、定期的な健診を受けていない方はそのリスクは非常に高いと思います。
今一度、これ以上虫歯や歯周病で歯を失わないようにするためにも、歯科医院での定期健診とブラッシング指導、プロフェッショナルクリーニングを受けましょう。
もう、歯科医院は痛くなってから行くところと考えるのは時代遅れだと思います。
予防が本当に大切です。
部分入れ歯だからと、諦める必要もないです。
それ以上、歯を失ってしまえば、さらに大きな入れ歯になり、慣れるのにもっと苦労しますよ。
良い入れ歯を作ってもらうことよりも、良い入れ歯を長持ちさせることが大切です。