2018/03/17
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
総入れ歯の咬み合わせ取りは、難しいです。
どうしても、上下顎で咬み合う歯が一本もないと、どこで咬んで良いのか本人も解らないことが多いです。
そのため、入れ歯製作の際に咬み合わせを決める作業が必要なんですね。
咬合床というもので咬み合わせを決めていくのですが、初めは高さを決めていきます。
それが、決まれば今度は前後左右的な位置を決めるのですね。。。
そして、技工作業として人工歯の排列をしていき、当院の場合は必ず患者さんに来てもらって仮合わせ(試適)をします。
この段階では、主に歯の並び方や笑ったときの歯の見え方などを見ているのですが、ここで咬み合わせのズレに気づくこともありますね。
その場合は、またここで咬み合わせを直します。
総入れ歯に近いような欠損の場合は、このように慎重にチェックして最終的に良いものになるようにしていきますよ。
(写真は咬合採得後の咬合床です。この後、咬合器にこれを用いて取り付け、人工歯を排列していき、仮合わせに移行します。)