2018/04/12
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
ご報告が遅れましたが、当院に新しいスタッフが増えました。
正確に言うと、スタッフ数は変わっていませんが。。。
というのは、3月に3年間当院に勤めてくれたM.Tさんは、更なる飛躍のために仕事の拠点を東京に移して頑張りたいとのことで、東京のある歯科医院に勤めることになりました。
彼女は3年間、一生懸命に当院で仕事をしてくれて、本当に残念な気持ちはありますが、彼女が選んだことです。
その気持ちを尊重して、東京でも頑張っていただきたいと思います。
そして、4月4日から、当院に勤めてくれた松澤さんは、非常に真面目で元気もよく、挨拶もしっかりしてくれる優しい女性です。
彼女は今年、歯科衛生士短大を卒業して新卒で当院に入ってくれました。
現在は早朝から、当院規定の必修科目をクリアするために自主練習に励んでいます。
でも、先輩衛生士の指導の下で楽しそうに日々の仕事に励んでいますよ。
初めて会う患者さんにも、優しく接しているので僕としても見ていて安心です。
考えてみると、この歯科医院というのは女性の職場と言って良いと思います。
歯科衛生士や、歯科助手はほぼ女性ですし、男性でこの職業をしている人に出会ったことは無いですものね。。。
僕は彼女たちが、この歯科医院を良くするにも悪くするにも鍵を握っているかと思います。
彼女たちが不仲で、意思統一を図れないようならばこの医院は絶対に良くならないでしょうし、方向性を見失ってしまうでしょうから。
当院のスタッフは本当に素晴らしい人間力を備えていると、僕は思っています。
この人間性って、本当に大切ですね。
これをどうにか変えようとしても、二十歳を超えた成人の意識を変えることはまずできないですし、本気でそれをやろうとしてもそれに係る労力は莫大な時間と根気を要しますからね。
幸い今まで、僕はスタッフとの関係性で悩んだことはほとんどありません(1人の退職者を出してしまったので、全くないとは言えませんが。。。)。
現在、常勤スタッフが5人、非常勤スタッフが3人となっていますが言い合いをして罵り合うことは無いですし、会話も可笑しい話か発展的な話しか聞いたことが無いですからね。
まあ、当院ではマイナス発言は御法度にしているので、あえて僕の前では言わないのかもしれませんが。。。
でも、本来ならば、僕のような人間的にだらしない男がトップに立って組織をまとめるのは良くないかもしれませんが、自分の持てる力を全て発揮して彼女たちに「やり甲斐」を持たせられるように頑張りますよ。
普通、人間は基本的には自分のことしか考えないモノです。
組織のために自分を犠牲にして働こうとする人はまず、いないはずです。
いくら仕事だとはいえ、保険診療を中心にやっている歯科業界が、そんなに景気が良いわけではないですし、高い賃金はもらえるはずは無いです。
休暇だって、そう簡単にはあげられません。
お金以外にモチベーションを上げられるモノとしては、何があるのかを考えてみると、そこには人間としての成長なのかなと思います。
自分がここで歯科診療を通して人間的に成長し、それが患者さんに喜ばれているんだとなればここの医院に来た意味を感じてくれると信じていますよ。
そして彼女たちにいろいろなことを言うに当たって、自分自身も人として成長し、口だけでは無いという所を示していけたらと思います。
背中で語れるようになったら、格好良いですよね(今は全然できないけど。。。)。
(写真は新人歯科衛生士の松澤さんです。セメントを練る練習をしています。愛称はマッちゃんです。皆様、何卒よろしくお願いいたします。)