2018/05/31
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯以外に欠損歯に対する処置としては、ブリッジと歯科インプラントがあります。
ブリッジも歯科インプラントも咬み合わせの感触としては、入れ歯よりも良いですし、実際、良く咬めます。
僕自身はインプラント治療はやっていませんので、もし、ご希望があれば歯科インプラントを一生懸命にやっている歯科医院や、大学病院を紹介しています。
欠損歯がわずかで歯周病的にも特段、問題がないようなケースの場合にはブリッジの方がお勧めではあります。
ただこれにも、欠点はありますね。。。
ブリッジを入れるためには、基本的に欠損歯が少数で、歯のないところの前と後ろに歯があることが条件です(延長ブリッジというのもありますが、認められるケースはそれほどないです。)。
また、ブリッジを入れるためにその残っている歯を削らなければなりません。
虫歯があってもなくても、そうしないと基本的には入りません。
虫歯があるようなら、こちらもそれほど遠慮はしないのですが、虫歯のない歯を削るのは気が引けますね。。。
患者さんでも、そのことを嫌う人は確かにいますからね。
実際、ブリッジや歯科インプラントの適応だとしても、歯を削りたくないという理由やインプラント体埋入のための手術をしたくないという理由で、入れ歯を選択する人はいますからね。。。
ただ咬んだ感触は、入れ歯はあまり良くないです。
ブリッジや歯科インプラントは、入れ歯よりも遙かに咬み心地は良いですよ。
自分の本来の咬み合わせの力は、25~30%ほど回復できれば良い入れ歯とされてます。
そういう意味では、天然歯には全く及ばないのですね。。。
できれば一本も歯を抜かずに、良い口腔内環境を目指して頑張りましょうね。