2018/06/28
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯を新製して何でもすぐに食べれるという方は、いないことはありませんが、やはり少ないです。
特に初めて入れ歯を装着された方にとっては、かなりの違和感があるようです。
また、若い人だと「とうとう入れ歯になってしまった。」とある意味、ショックがあります。
でも、努力して頑張って使用してもらう事により、その違和感も薄れていき、それほど苦ではなくなります。
もちろん健康な歯が、全部揃っていたときと比べたら、それにはかないませんが。。。
入れ歯は最低でも一回か二回は調整が必要かと思います。
もちろん、セット時には痛みが出ないように咬み合わせの調整、粘膜に当たる面の調整を徹底的に行います。
その時には、患者さんも全然痛くないと言って帰るのですが、当院では最低でも一回は翌週までに調整に来てもらうように予約を取っています。
セット時は全く痛くなくても、食事をするとさまざまな不調和が出やすいです。
これは単に調整不足ということではなく、新製した入れ歯に口腔内の粘膜、筋肉が対応するのには時間がかかります。
そのため、物を咬むと頬粘膜や舌を咬んでしまうことが多いです。
入れ歯が馴染んでくると、このような不調和は消えてくるケースが多いです。
咬合関係が悪くなければ、どんなに長くても二週間ぐらいでこのような不調和は消えていきますね。
もし、消えなければ、慣れ以外の他の要因があると、僕は思います。
そのようなことが、長く続くようであればかかりつけの歯科医院に相談された方が良いと思います。
単なる違和感と痛みは違いますから。
痛みを我慢して、大きな傷を作ってしまったら元も子もないですからね。。。