デンタルユニットから出る水について。

院長ブログ

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デンタルユニットから出る水について。

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新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

 当院では先月から、エピオス社のエコシステムというものを導入しました。

これは全部のデンタルユニットから殺菌水が出るようなシステムです。

診療中は、いつでもこの殺菌水が出てきます。

僕らスタッフ専用の手洗い場や器具消毒の洗い場にも、この殺菌水が出てきます。

以前は、水道水からの水をデンタルユニット内部で濾過された水を当たり前のように使っていましたが、これだと滅菌されることはありません。

水道水には1ミリリットル内に100個以下の細菌数であるべきと明確に規定されていますが、このデンタルユニット内を介して出てくる水の細菌数は、どのくらいあるのでしょうか。。。

実は、かなりの細菌が含まれている可能性が否めないわけです。

ある歯科医院でその数を測ったところ、何万個の細菌数であったという事実がありました。

これは、もの凄く不潔で下水道の水と同等レベルのものです。

僕は、ただ単に何も考えずにデンタルユニットから出る水は清潔だと思っていた自分が恥ずかしくなり、そのことに恐怖を覚えました。

うちの医院では、どのくらいの細菌がデンタルユニット内に忍び込んでいるのか不安で不安でいたたまれなくなりました。

また、絶対に清潔だと思っている患者さんに背を向けるようなことはしたくないと思いました。

そのため、僕は今のままではいけないと感じたため、かなりの高額でしたがこのエピオス社のエコシステムを導入いたしました。

これを使用することにより、患者さんのお口の中を殺菌できることはもちろんですが、この水が口腔外に飛び散ったとしてもその安全性は確保され、スタッフにも安心感を与えます。

実際これを使うようになって、埋伏歯の抜歯でもあまり腫れなくなったような気がします。

もしかしたら、水平埋伏歯の場合、歯や骨を削る際にタービンから出る水に感染したために腫れたのかもしれないという憶測も出るのですね。。。

考えてみると、皆さんは内科などで予防接種などをされる前には、注射を接種される前に消毒をいたしますよね。

これは、皮膚表面を消毒をしてから注射で細菌やウイルスを皮下や筋肉に押し込まないためのものです。

歯科は本来、歯を削ったり歯茎からの出血を伴うことが多い処置です。

処置をする際に、汚い水でうがいをしても患部は絶対に消毒されないですよね。。。

反って感染の危険性が強く出てきますよね。

それを思うと、この水は本当に有益で患者さんの処置中はずっと、殺菌水が出ていると思うと、凄く安心です。

安い買い物ではなかったかもしれませんが、この安心感を得られたと思うと高くもないかなと、今では思えますよ。

セントラルは、待合室に置いてあります。

是非、見ていただけると幸いです。

※当院で、診療に入る前にPOICウオーターで、うがいをしてもらっていますが、デンタルユニット内部から出る水はPOICウオーターよりも低濃度の次亜塩素酸水です。味も臭いもほぼしません。もし、飲まれたとしても体に害はないものです。