2018/07/21
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
重度歯周炎で多数歯を抜歯し、即時入れ歯をセット後に傷の治りを待って、自由診療の金属床の本入れ歯を入れた方は、ほぼ皆、快適だと言ってくれます。
即時入れ歯は、当院では仮入れ歯としているので、やはり良いものにはなりにくいですね。
また、金属床だと上顎の入れ歯の場合は床が薄くなりますし、発音や熱の伝導性は素晴らしく良いですからね。。。
当たり前と言えば当たり前ですね。
この即時入れ歯をセット後、保険内では半年ほどは作り直しが認められておりません。
これは、保険のルールなのでそれを破ることはできないのですね。
従って、いくら抜歯後の傷が治ってこれ以上、傷口の変化がないであろうと思っていても、新しい入れ歯を作り出せるまで、相当な時間がかかります。
中には床裏装といって、裏打ちをすることもありますが、入れ歯の縁や口蓋部分が上手くコントロールしにくく厚くなったり薄くなったりしやすいのが難点ですね。。。
でも、即時入れ歯が思いのほか、良いものであるならばそれはそれでいいと思います。
部分入れ歯の場合は、残存歯の残り方によっては、いろいろな設計が考えられます。
理想的な設計にしようとすればするほど、自由診療の方が良いものになると思えます。
でも、総入れ歯に近い欠損様式や、総入れ歯の場合はほぼ設計には大きな変化は保険診療でも自由診療でも大きな変わりは無いですね。
それでも、自由診療の方が良いと思えます。
それは材質的な問題なんですね。
この金属床は保険診療では認められておりません。
上顎の場合は、口蓋部分を金属で覆います。下顎の場合は、舌側部分を金属で覆います。
これにより、床を薄くできることできるため、舌の動きを妨げにくいです。
また、丈夫で破損しにくいです。
もちろんメンテナンスは必要ですが、長く愛用できるものと思います。
それこそ、生活の質を向上させるためには良いものと確信していますので、ご興味のある方は、相談していただけたら幸いです。