2018/08/17
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
たまに、多数歯の欠損があっても入れ歯を入れたことがない、もしくは、入れたことはあるけど違和感があって使えなかったという人がいます。
中には、そのような方が高額な金属床の入れ歯やノンクラスプ入れ歯を希望する人もいます。
これに関しては、こちらの方では、まずは保険内で入れ歯を作られてから考えても良いのではないかと、提案することがあります。
今まで入れ歯を入れたことがない人は、入れ歯に対して過剰な期待を持っている人が少なくはないです。
何でも食べれて、発音的にも問題なく、自分の歯が再生したみたいになるという事は、ほぼないですよ。
残念ながら、それは真実です。
新しい入れ歯を作って良かったと思っている人は、恐らく以前使っていた入れ歯に比べて良かったと言うことなのですから。。。
多くの歯科医師が目指しているのは、そこですから。
決して、健康なときの天然歯が対照ではないですからね。
その期待感に、入れ歯は保険内で作られたものであろうと、自由診療で作られたものであろうと、完全に応えることは無理だなと思うこともありますからね。。。
そのことは、口頭では一生懸命に伝えていますが、実際の所は使ってみないと患者さんは理解しにくいものです。。。
今まで、入れ歯を入れていたのだけれど、この歯に金属のバネが見えるのが嫌なんだよねとか、口蓋部分のプラスチックの厚みが分厚くて気になるとか、何回も入れ歯が真っ二つに割れるので壊れない入れ歯がほしい等の問題点が明らかな方に対してはこちらも、それらの問題点に対しての提案はしやすいのですが。。。
どんなに良い入れ歯でも、ご自分の天然歯に優るものはないです。
特に初めて、欠損範囲の大きな入れ歯を入れる方や、何年も前に入れ歯を入れたけれど使えなかった方は、保険内の入れ歯を入れて、それから、自由診療を考えてみるのが良いのではないですかね。
もちろん歯科医師としては、自由診療で作製できたら嬉しいです。
でも、患者さんが良かったと思うのが大切だし、まずは入れ歯というのはどういうものかを知ってもらってから、作らないとトラブルになりかねませんからね。。。
僕は、そう思いますよ。
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